昨日は入学式だったわけだが、親を会場に入れるところまでが俺のミッションだったので、その後はただ時間がたつのを待っていた・・・。ほとんど寝てたので、総長や研究科長が何を言っていたのか覚えていない。確か、いつも通りグローバル化がどうのこうの言ってたんじゃなかろうか。苦笑
そうそう、一応、親を会場に入れる目的以外に唯一楽しみにしてたのが、来賓の祝辞。今年の来賓は、中国大使夫人だった。東大で博士課程を取ったそうな。
一応は、おめでとうといいつつも、途中からは手厳しい批判が。(毎年来賓の祝辞はそうなのか?)いわく、「今もそのままかはわからないが、私が東大で学んでいたとき、東大生は他の国からの留学生と積極的にかかわろうとしなかった。授業中、留学生は片言の日本語でなんとか自分の意見を伝えようと必死に発言しているのに、東大生は自主的に発言することはなかった。ただ、教授から指名されると優秀な回答をしていた。他の国々に比べ、日本人学生の留学率は低い。いくら大学や教授がグローバル化をうたったところで、東大生自身が内向き志向ならダメだ。今こそ海外へ。」ざっくり言うとこういう内容だったと思う。
そりゃー本人に原因を帰すのは簡単だが、状況がそうさせているとも言えるのではないかと思う。海外に出るメリットデメリットと内向きをキープするメリットデメリットを天秤にかけて、後者を選ばさる状況が今の日本にあるのだろう。まずは、就活だ。日本の一本化された就活スケジュールは時期的ずれを排除する。また、昔は日本も西洋に追いつけ精神で留学を志す学生も多かったのかもしれないが、今は日本も安定してるし、わざわざ海外へ行く必要もない。語学留学にしても、日本にいる限り英語はほとんど不要だし。あと、日本の受験制度も学生の多様性を排していると思う。大学受験まで一本化された制度の中で努力することを求められ、大学入学後にハイ!今から自由ですよ。どこへでも行って、なんでもやってね!と言われてもなー。無理がある。あとは、東大ブランドが強力すぎるとか?笑 別に留学等を通してこれ以上自分の力を高めなくとも日本にいれば安定した人生が約束されてる(と思っている)とか。
とはいえ、「国際競争力」を持った海外の学生が押し寄せている現実もあったりするわけで、その危機感を事前に察知した大学側とかは、秋入学とかいって、その「状況」のダムを決壊させ、現実の波をわざと東大生にぶつけて危機感を持たせようとしたのかもしれないが。
何はともあれ、留学経験者からすると、大使夫人の日本最高学府新入生への言葉は考えさせられるものがあった。
入学式で新品の革靴をおろしたのだが、案の定、靴擦れを起こした。コンビニで救急ばんそうこうを購入し、2重、3重に貼るが効果が薄く、どうしたものかと悩んでいたら・・・
絆創膏のパッケージの箱を添え木のように付けることを思いついた。笑
箱を3cm四方にちぎって、それを2枚重ねにし、絆創膏をセロハンテープ代わりにして貼り付けた。その上に靴下をかぶせてできあがり。歩くときの痛みはほとんど消え、かなり快適だった!
そんな1日でした・・・
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