2014年1月30日木曜日

曲げられない女

昨日は、こっちのローの教授と会った。ざっくばらんにいろんな話をし、アドバイス的なものももらい、本も借りた。

あと、おとといの夜中からドラマを見た。というか、一晩かけて見終わった。タイトルは「曲げられない女」。主人公が司法試験を受け続けるというストーリー。やる気でる。

曲げられない女

てなわけで、勉強時間なし。うーん、今日はとりあえず、3時間勉強してから、諸々のタスクにとりかかろう。

【昨日の勉強成果】 勉強時間:ゼロ  勉強内容:なし

2014年1月28日火曜日

Shawarma

現在、27日の朝。なんとか勉強スペースへ早めに到着。

昨日はちょー久しぶりにchicken shawarma rollを食べた。中東の料理で、鉄の串に肉を1メートルくらい突き刺しまくって、グルグル回しながら焼いたやつ、を野菜と一緒にピタと呼ばれる袋状のパンにはさんだサンドイッチ。うまし。エスニック料理万歳。てか、昔、中東系ファストフードでバイトしてたから、作る側の人間だったこともある。笑

イメージはこちら→shawarma

昨日は、1時間くらいしか法律の勉強やってない。他にやることがあっても、3時間くらいは毎日法律の勉強時間を確保したいところ・・・。とはいえ、今日も資料の読み込みじゃ。目的と時間配分を先に確認して効率よく進めよう。


【今日の勉強成果】 勉強時間:1時間  勉強内容:行政法DVD

2014年1月26日日曜日

携帯ゲット

携帯ゲット!中古のプリペイド。20ドルで購入。月額20ドルで通話とショートメール使い放題(市内のみ)。これでちょっと動きやすくなるぜ。

今日は、4件くらい予定があり、勉強は何もやってないぜ。ジブリジャズとか聞きながら、インターン予定先のウェブサイトなんぞチェック中だぜ。あまり、だぜだぜ言うと、最近はやったあのキャラみたいって言われるな。名前忘れたが。苦笑



【今日の勉強成果】 勉強時間: ゼロ 勉強内容:なし

2014年1月23日木曜日

ワーホリビザ申請完了

休憩!

なぜか今朝は6時に目が覚め、そこから、現在夕方4時までぶっとーしで作業してたんだが、結果が伴わず・・・。

とりあえず、なんとかワーホリビザの申請手続き終了。変なところで時間くった。アドビのPDFリーダーが最新版じゃないとかいって、PDFの申請書が読み込めず、アップデートしても読み込めず。なんとか読み込んで、次は、パスポートの写真をアップ、と思ったら、バックパッキングなんぞやってたもんで、パスポートのスタンプやらビザのページが半端ない・・・。で、とった写真ファイルをJPEGからPDFに返還して一つのファイルにまとめ、よしアップロード!と思いきや、「4.0Mまでです。」とかいって容量オーバーでアップロードできず。ちなみに、ファイルは4.01M!!!コンマ2桁で切られるとは・・・。しかたないので、写真編集ソフトで画像を1枚1枚縮小。あとは、英文レジュメはもともとあったものを加筆して、提出。

つーか、残り滞在2か月間なのに、1年分の就労ビザを取る意味があるのだろうか。もし、インターンが決まれば、あまりバイトもできないし。今更、2か月程度の北米でのバイト経験が自分の将来のキャリアパスにつながるとも思えんし。そもそも、チップ収入がおいしいジャパレス(日本食レストラン)でバイトするつもりだったから、英語力アップうんぬんではないし。ま、すでに、申請料の150ドルを最初に払ってたのでしぶしぶ申請。週2くらいでバイトやってもいいか。問題は、結果が出るまでにさらに時間がかかるという・・・。

でもまだインターン用のレジュメとカバーレターが途中なので、これから仕上げ。

↑てとこまで下書き書いて、現在、夜中の3時。インターンのメール送信含め、もろもろ完了。眠い。寝るべし。今日は法律の勉強まったくやってねー。

【今日の勉強成果】 勉強時間: ゼロ 勉強内容:なし

2014年1月22日水曜日

インターン

英訳の作業は終わったものの、やはり心残りというか。マジで、英語のブラッシュアップせねばと痛感した。

で、法律の勉強は、行政法のDVDに突入。ちなみに、商法、一通りやったもののあまりよくわからんかった。苦笑 商法ってそういうもんなの?

そんなこんなやってるうちに、インターンの方がちょっと話が前に進みそう。大学の教授にTELしたところ、うまく紹介してもらえそう。てか、1週間前に出したメールは、誰からかわからずスルーしてたらしい・・・おいっ!泣 電話したら、すぐ思い出してもらえた。ほっ。とりあえず、レジュメやらカバーレターやら、一応もいっかい書いて再送しよう。でももう夜中なので、明日やろう♪あ、プリペイド携帯も用意せねば!(現在、携帯なし)

カナダ来てはや1か月か~。俺は何をやっているんだろう・・・。ちゃんと勉強しよ・・・。

【今日の勉強成果】 勉強時間:4時間程度(すくな!)  勉強内容:行政法DVD・肢別(商・刑)

ロー入試総括⑨(おわりに)

東大ロー未修の入試を終えての率直な感想。入試自体の頑張りというよりも、それまでの人生をどう過ごしてきたかで「既に」合否は決まっている、だったら、法律の勉強すべきだったのではと感じた。これは当然、他学部在学生ではなく、社会人受験者としてのみ言えることだが。

提出書類や入試は、試験期間の努力で大きく向上するものではない。つまり、学部時代のGPAは決まってるし、適性試験なんて高得点取れない人は取れないし、小論文は対策というより練習するくらいしかやることないし、働いてる会社は変更のしようがないし、ステメンも言えることには現状の延長線しか書けないし。となると、社会人受験者の場合、ロー受験を検討する以前の人生(学業成績、今の仕事、英語力、等)がどんなものであったかで、どの程度のローに入れるかが「ある程度」決まるのではないか。

これは一見ネガティブだが、理にかなってもいる。ロー入試を受けることを決意した後の努力が無意味という点でマイナスに捉える傾向があるかもしれない。だが、そもそも試験とはその人の実力を測るものであるとするならば、その人の実力とは付け焼刃の瞬間的成長よりも長期間の人生経験の現時点での結果を指すのかもしれない。選考者の視点からすれば、「適切な」入学者をピックアップするという機能を正確に果たしていることになる。

で、入試期間中の努力の有無にかかわらず合否が決まっているのだとすれば、未修の入試対策は程々にしてあとは法律の勉強をすべきだという結論になる。「未修の対策だけでいっぱいいっぱいの社会人」は未修対策しかやる暇はないだろうから、それを頑張るしかない。次に、「多少時間に余裕のある社会人」は、未修の対策を最低限やりつつ入学後のための法律の勉強をやる。最後に、「それなりに余裕のある社会人」は既修入学をメインにして法律勉強をしつつ、一応、サブルートとして、未修の対策をやる、といったところか。

個人的な目安としては、7割。適性、小論、ステメン、推薦状、語学、全て7割の完成度に達したなら、余った時間は法律にあてた方が良いのではないか。なぜなら、7割から10割目指そうとするのは時間帯効果が悪すぎる。

いずれにしろ、ある程度の確信をもって評価できる時期は、入学後しばらくたってからであろうから、それくらいの時期に入試についてはもう一度書きたいと思う。

2014年1月17日金曜日

机組立中 assembling a desk now

これこれしかじかで、夜中の2時に届いた机組立中。(どんな「これこれしかじか」やねん!!)

今日は、自室ではないところで勉強してたものの、なんやかんやで、勉強時間はたぶん3時間くらい・・・。あ~せっかく時間があるんだから、有効に使いたい。が、時間があるという意識があるから、非効率につかってしまうんだろーな。今のところ、ランダムに読んでる受験生ブログももっと、メリハリつけて読もう。オンタイムで一緒に頑張ってる感を味わえるものと、すでに合格済みで勉強法を参考にすべきものとで分けつつ、後者はある程度共通部分をまとめつつ。カナダのワーホリも2014年版が解禁したし、早く、必要書類そろえて出さねば!

宣言すると、やれそうな気がする。よし、明日は、7時に起きる。ジムに行く。雑事をぱぱっと片づけて8時間は勉強する。その中で商法のDVD終わらせる。

机さっさと組立てて寝よう・・・

【今日の勉強成果】 勉強時間:3時間、  勉強内容:商法DVD&刑法復習

2014年1月15日水曜日

タピオカドリンク

自家製タピオカドリンクなんぞ飲みつつ、ブログ書く。牛乳ないから豆乳で代用したんだが・・・びみょ・・・

やっぱ自分の部屋で勉強するとダメだわ。自室での勉強やめよ。コーヒー飲んだり、食事したり、楽なんだよねー。でも、「誰にも見られていない」という油断がダラけを生み出す。「ノッてる」ときだけに限定して自室勉強ならいいが、そうでないときも、コンスタントに勉強を継続させる場合は、他人の目って大事な気がする。

明日は、商法のDVD終わらせる!

2014年1月13日月曜日

英訳、インターン、ビザ、もろもろ

週末。ほとんど勉強できず・・・。最近でだしがいつもこれだ・・・。未修は、入学前の準備で勝負が決まる!と言い聞かせていかねば!

さて、英訳の作業、じみーに続いてて、ようやく終わりか!?というところ。

インターン、とりあえずさっき、懇意にしてる教授にメールしてみた。さぁ、どう転ぶか!?

ワーホリビザ、1月16日から2014年分受付らしい。それはいいが、さっさと手続き方法開示しろよ、大使館職員どもめ!仕事が遅いんじゃ~!(大使館というよりは、カナダの外務省の問題か)

話は戻って、法律の勉強どうしよ・・・早くも勉強計画に修正加えるか!?

2014年1月10日金曜日

X‐JAPAN

いかん、まじで、勉強がはかどってない。雑事をこなしつつ、ひたすら英訳作業。で、途中で飽きてくるし、あまり頭を使う作業でもないので、youtubeでX‐JAPANなぞききながら淡々と訳していく。一度聞き始めるとずっときいてしまうので封印してたX‐JAPAN。やっぱいいね、久々にきくと。

どうでもいい話だが、最初にXをみて、「お!いいなこのバンド!これから聞き始めよう!」と思ったのが、なんと解散時の最後のパフォーマンスの紅白歌合戦だったという皮肉。解散したので、ライブに行けるわけもなく、他のアーティストのライブも興味なかったので、ライブ未経験状態だったんだが、なんと、再結成し、ワールドツアーをやるってことになり、ちょうどカナダのトロントにもくることになって、ライブ行った。が、3000人規模のホールで2000人くらいしか埋まっておらず、なんか、微妙というか期待しすぎたというか、「ん!?こんなもんなん!?youtubeの東京ドームライブとなんか違う・・・」って感じだった。苦笑 まぁ、Xファンからしたら、2000人規模であれだけ近くでみれたのはかなりすごいことなんだろうけど。ワールドツアー第二弾やるとか言ってるね。

2014年1月9日木曜日

書いたど~

だ~書いた書いた。東大ローの入試対策として、自分の雑感を。一気に書いたのでだいぶ荒いが。苦笑

この時期じゃないと書けないと思ったので、書いてみた。

さて、本来の作業に戻らねば・・・苦笑 当然、全く計画通りに勉強は進んでないわけで・・・。

ロー入試総括⑧(面接)

【面接】

<東大が求めているもの>

東大は、小論文試験と同日に面接試験があった。内容は2部構成で、志望動機と即席ディベート。小論受験者全員を相手にしないといけいので、時間は10~15分程度。面接官は2人で、ひとりがしゃべって、もうひとりは観察役。

ぶっちゃげ、「いくら反論されても食い下がる論理的精神的免疫力」のようなものを見られてる気がした。苦笑 まぁ、法曹たるもの、相手の言い分を論破するのが仕事なわけだし。そのプチ演習って感じ。

<私の場合とアドバイス>

まず、「なぜうちのローを志望するのか」という質問。当然、準備はしてたんだが、ここで「できるだけ簡潔に」という注文を加えられ、変に焦ってしまい、しどろもどろになった。苦笑 あと、なぜ法曹を目指すのかというストレートな質問を予想してたので、そこから一歩入り込んだ、「なぜうちのローを?」という聞き方に、リズムを崩された感じ。もう一度受けるとしたら、「こういう理由で弁護士を志望している、また、こういう理由で貴校を志望している」ということを、3分程度にまとめて丸暗記して望むだろう。また、後半の苦痛の討論タイムを減らすためにも、簡潔という注文は多少無視して、それなりに丁寧に説明するのもありかもしれない。苦笑

で、後半の鬼の討論タイム。自分のテーマは、「お金で医療を買うことについて、賛成反対の両立場から議論を展開せよ」というものだった。これはなかなかトリッキーな注文だと思った。どっちか一方ならまだしも、両方の役を一人でやれと。出だしは、賛成の立場から、「こういう前提の場合、お金というもの~~」と、いい感じでスタートを切ったと思ったのもつかの間、こっちがしゃべり終わる前に、反論を入れてくる。それに対する再反論をしようとすると、その再反論が終わる前に、また突っ込まれるといった具合。挙句の果てに、あなたの意見を聞いているのではなく、両方の立場で議論の展開をもとめているだけだよ、と言われる始末。まじで、早く終われと思った。苦笑 志望動機タイムをかなり短くしてしまったことを後悔した。笑 

後で冷静に考えると、東大の小論文と似た要領だと思う。まず、事実を確認し、大勢の人々の前にルールとして登場したときに起こる矛盾点を掘り起こす。例えば、このテーマの場合、賛成と反対の立場のぶつかり合う論点としては、お金のない人は医療を受けられない社会になってしまう、というもの。じゃあ、その解決のためにどうするか、一定額以下の収入の人々に対してはある程度の医療費を免除することでバランスをとる、という解決法がある。これで、賛成側へも反対側へも説明がつく。

と、うまくいけばいいのだが、そもそもなぜ両役をやらせるのかを考えると、それぞれの意見に欠点がかならず生じるわけで、面接官としては、必然的に浮上するその欠点を受験者が自ら言及し解決法を示す前に、プレッシャーをかけつつ反論対象にするためだと思われる。とすると、スムーズな進行はそもそも難しいし、予定されていないことなる。であれば、(今思えば論理的根拠の薄い)反論の嵐に耐えつつ、ひたすら再反論をこなせる論理的精神的忍耐力があるかというところが評価対象なのではないだろうか。

ぶっちゃげこの対策を一人でやるのは無理だ。激しいツッコミ役が必須だから。苦笑 友人に頼んで、飯でも食べつつ、適当に東大の小論の過去問あたりで「一人で両側の立場で議論を展開する最中にツッコミを受けまくる」練習をやるくらいだろうか。できることといえば。この練習はツッコミ役の能力が重要なので、頭の回転が速い友人を選ぶ必要がある。

<まとめ>

直前期に友人と激しい討論でもして、慣れておくとよい。苦笑

ロー入試総括⑦(小論文)

【小論文】

<東大が求めているもの>

あくまでも他校との比較だが、大量かつやや複雑な情報を短時間内に一気に処理する能力が求められてるようだ。東大のウェブサイトから過去問注文できるし、少し古い過去問であれば参考書も出てるので、解いてみるとわかるが、問題文が長い、で、コンセプトが分かりにくい、でもって、とにかく時間がない。

2013年時の構成としては、要約問題が半分を占めるので、書く字数自体は少ないので短時間で間に合うように思える。だが実際は、あくまで経験上だが、字数制限がない自由記述より、かなり制限字数が少ない要約のほうが、書くのに時間がかかる。後半の自由記述問題も、ようやく書きたいことを書けるかと思いきや、かなり厳しい字数制限がかかってるので、超シンプルに全体をまとめないと、尻尾がうまくまとまらずに時間切れとなる。

<私の場合とアドバイス>

本番では、とにかく、時間配分を最優先した。どこにどれくらいの時間をかけれるのかを振り分け、そこから逆算して、それぞれのパートを片づけていく感じ。自分の場合は、どのポイントにどれくらいの字数を割くかということも同時に配分するようにしていた。例えば、イントロに50字、主張に150字、理由づけに150字、結びに30字、とか。何よりもまずは時間内に解答用紙の8割程度が無難に埋まってることを重視した。次に中身だが、要約部分については、問題文をマクロ的に流しよみして、一番言いたいことは何なのかってことを、2~3センテンスくらいで書いた。とはいえ、一言でまとめすぎて、字数の60%くらいしか埋まらなかった問題もあったが、変に加筆修正しようとすると文意がずれそうだったので、そのままほったらかして、とにかく時間がないので、次へ。後半の自由記述部分では、ちょっとだけ論理的にひねって面白い主張をするように心がけた。が、これもやりすぎると論理破綻するので、あくまでも基本姿勢は保守的に徹して、余裕のある範囲で冒険する程度にとどめた。あとは、2点くらい論理的な理由づけを展開し、主張を締めくくる。結果的には逆に焦って書きすぎて、10分以上時間が余ってしまった。字数のあまった要約問題を多少手直しして、あとは時間が来るのを待った。

本番の現場では、上記のとおりだったわけだが、多少時間があまったので、要約あたりはもう少し丁寧にやってもよかったのかもしれない。でもとにかく、時間内に書き終えることが最重要である以上は、完成度は無視して先に進むしかない。常に心がけていたのは、9割の質を目指すと悩んで時間を消費してしまうから、「わざと」、質を落として、6~7割の質で最後まで解き切ること。ある意味、きちんと書こうとしないことが、きちんと書くコツかもしれない。

小論対策としては、1年目のときに予備校で答練講座を受けていたので、2年目は、参考書と過去問でやりくりした。ロー未修用小論文対策参考書なんていうニッチな書籍は数冊しかないから、ここに書くまでもないし、全部買ってもいいくらいの冊数かと思われる。ただ、注意点は、東大の小論は他の私立校の問題とかなり異なるので、先に試験のある私立の方で、慣れすぎてそこで安心してしまわず、東大用の対策が別途必要であること。また、東大の過去問にしても最近のやつは昔のとは傾向が違ってきてるから、東大のウェブサイトで、現金書留のみ受付でかなりめんどいが、最新の過去問を早めに取り寄せた方がよい。解説がないのが痛いが。でも逆に、市販の参考書には解説あるが、載っている過去問の傾向がすでに古いので参考にするには頼りない。予備校の講座で東大の小論過去問を練習するようなコースもあるようだから、余裕があれば受けるのもよいだろう。ここでも、未修用の情報の少なさにむなしくなる。最新の傾向を網羅した解説付き過去問参考書が随時出てほしい。

具体的な勉強の進め方としては、予備校の講座や論文の書き方の参考書、あと、過去問の解説を読んで、ある程度、小論文というものがどんなものか、どう描くのか、ローの小論テーマはパターンとしてどういうものが出ているかを把握できたら、あとは、時間計って練習するのみ。ちなみに自分は文房具屋で原稿用紙を買ってきて、字数制限を気にしながら練習するようにしてた。だから、時間配分と字数配分、この2つの訓練は有益だった。というか、必須。それと、意外と重要なのが、書き出す前の、ブレインストーミングのプロセス。何を書くかをメモした段階で、その論文の内容的な質は決まる。あと、「現場思考」で練習することが大事。「もしこの問題が本番で出てたら、自分は、9割埋めることができただろうか」と考えながらやる。とにかく、どんな問題が出ても、70%の完成度で書き切ることが重要なので、予備校本や参考書解説の100点満点のものは参考にしすぎるべきではない気がした。それらの完成度で書こうとすると、筆が進まないので、利少なく、害が多いことも。

実際に何を書くのかだが、個人的な分析としては、ローの小論文テーマすべてに通じる論点は、「人々が複数集まった時にルールが必要になる、でもそうすると、個人の自由との矛盾が生じる、それをどうバランスをとって解決するか」ということに尽きると思う。まぁ、ある意味法律の原点だが、未修は法律問題を問えないので、そういう形にしてあるだけ。あとは、このテーマが姿形を変え、まるで全く別のテーマであるかのように出題される。で、字数を多く使用すべきなのは、「どうバランスを取るか」という分析部分。「こうこうこういう理由で、こういうふうにすれば矛盾は解消される」という、「こういう理由」というのをいかにひらめくことができるか。

余談としては、小論の勉強はカフェでやってた。家だと、時間計っても、途中で脱落してしまうので・・・。あと、デバイスやネットも不要だから、別に場所を選ばないし。

スケジュール的なことを言えば、小論文対策はある程度できるようになったら、あとは定期的に練習するのみで、法律の勉強に取り掛かってもいいと思った。80%くらい達成したら、残りの20%を埋めようと思っても、時間帯効果が薄い。また、答えのない小論文という性質上、100点満点を取るということは物理的に不可能に近い。だったら、私立の小論試験前くらいから法律の勉強を並行して始めていいと思う。

<まとめ>

東大の小論文は、複雑で多量の瞬間的情報処理能力が求められる。対策としては、完璧を目指さず、どんな問題がでてきてもそれなりこなせるようにすべし。ある意味、どれだけドライに自分をコントロールできるかという心理的な要素がでかい。ある程度慣れてきたら、法律の勉強も始めてOK.

ロー入試総括⑥(推薦状)

【推薦状】

<東大が求めているもの>

推薦状に対する各校の対応はかなりバラつきがあった。例えば、中央は、推薦状は一切受け付けないとしてるし、早稲田は、推薦状用の書式が出願書類内に含まれていた。で、東大は、説明会のときの話に「アピール書類があれば、全部出すのをおすすめする」という話から察するに、あるならだせばくらいのスタンスなのかもしれない。

が!しかしである、社会人にとっては、一番力を入れるべき項目と考える。理由は簡単で、履歴書やステメンは記入スペースが限られており、自分のことについて思う存分書けない一方で、推薦状は書式指定もなく、自由に提出OKときたもんだ、だもんで、自分のいいように自分のことをアピールし放題な項目は推薦状しかないから。ある意味で、履歴書よりもステメンよりも重要度は高い。推薦状というとおまけ的なイメージだが、そんなことはない、むしろメインとして扱ってもいいと思う。あと、推薦状は人に書いてもらうものだから、自分の言いようには書けないのではないかという疑問は当然あるが、その点については、執筆者に対してある程度の方向性や書いてほしい項目くらいを指示することは可能だし、むしろ、多忙な方に依頼する場合は、それくらい準備をしてから渡すのがマナーだと思う。

<私の場合とアドバイス>

自分は、職場のトップの上司と、よく仕事で一緒になる弁護士に書いてもらった。合計2通。自分の場合は、職種が法律がらみなので、その職場の方たちからの推薦状は意味が大きかったと思っている。ちなみに、大学時代の教授にも依頼しようかと思ったが、さすがに、疎遠になってるので依頼するのは気が引けた。

執筆依頼の方法としては、意外と、「MBA留学の際の職場の上司からの推薦状」というシーンでネット検索するといろいろ出てきた。というか、日本においてそのような状況以外で、大学院進学のための上司への推薦状執筆依頼なんて状況が起こりえないのではなかろうか。社会人が院に進学するケースは国内ではまだ稀だし。会社としてもあまり推奨しないだろうから、本人としても、「進学のために仕事辞めます、だから推薦状書いてほしい」と、上司へ依頼するのは難しい。

http://ameblo.jp/gradabroad/entry-10908865913.html

で、↑こういうサイトを参考にしつつ、「依頼書」なるものを作成した。分量は数枚あり、まずは、大学院出願にあたり推薦状を書いてほしいという依頼文書、次に、執筆の際に触れてほしいことをアウトライン式に書き出したもの、出願大学の特徴や締切・形式の指示、参考として、法曹になりたいのかという志望理由書、大学時代の専門や成績。もちろん、書類を渡すだけで良いわけがなく、食事や電話でのコミュニケーションをとりつつ、自分の口から真摯に依頼し、内容についてもできるだけ具体的に協議していく。また、執筆終了まで放置ではなく、執筆途中段階でも方向性が間違っていないか、できるだけ話あって詰めていく。当然だが、締切に余裕をもって依頼する。

ちなみに、書いてもった内容は、基本的にはステメンと似ているが、まず、執筆者が何者で、出願者とどういう関係なのか。業務上でどういう関わりがあるのか。出願者の仕事内容。特筆すべき成果、ここは特に具体的エピソードを盛り込んで説得性を持たせる。あえて短所についても触れてもらい、それを補うためにも進学は有意義だという流れ。本人が貴校に与える良影響、本人が法曹として司法界・社会に与える良影響。「本人が貴校に与える影響」の部分は各校についてかき分けてもらえると一番良いが、執筆者の負担も考え、「貴校」という表現で一般化してもらって、コピーしてそれぞれのローに提出した。

上司に言い出すタイミングと方法について。上司に推薦状依頼する=退職宣言なわけで、これは、上司にもよるし職場環境にもよるし、なんとも難しいところ。まぁ、推薦状を依頼しようと思うくらいの相手なので、普段から自分のことを良く思ってくれている人なわけだから、ぶっきらぼうな対応を取るというのは可能性として低いと思う。それに、進学理由をきちんと真剣に伝えられれば理解してもらえるのではないだろうか。自分の場合は、特に、分野が司法ということで継続している事情もあり、わりと前向きにとらえて応援してもらえた。

教授からの推薦状について。これについては、自分も依頼してないし、なんともいえない。まず、在学生の場合、日本において、理系学部卒で企業へ推薦で採用試験を受ける場合に、担当教授へ推薦状を依頼するという状況はネット検索してたら、あるようだが、よく読むと、学生が自分で書いて、教授がサインするのが典型的みたいで、うーん。そういう推薦状を大学院が重く受け止めるような文化が日本にあるんだろうか。でも、ないよりはあった方がいいし、少なくとも、「教授と良好な人間関係を保つ」スキルがあります、というアピールにはなる。あと思い浮かぶのは、低いGPAをカバーする目的での推薦状。これはそれなりに意味を持つような気もするが実際どうだろう・・・。でも、低い成績だった生徒に対して、高質な内容の推薦状が書けるとは思えない。逆に、高GPAの人は、そえれで学業評価は十分なわけで、あえて教授の推薦状を付けたとしても相対的な価値は低くなる。まぁ、上記のとおり、教授との人間関係面アピールを追加することは可能だが。次に、社会人の場合だが、意義はあると思う。というのは、もし、その「学業成績が振るってない場合、相対的に教授からの推薦状の価値が上がる」というセオリーが当てはまるとすれば、社会人というのは、学業からしばらく離れてたわけだから、勉強スキルの信ぴょう性が薄い。そこで、大学時代の教授からの推薦状は強力な気がする。あと、人間関係面でも、何人も前の教授との関係を今でも良好に保ってますよというアピールになる。

余談だが、MBA進学等のウェブサイトをみてても分かるが、海外と国内の推薦状文化はまったく別物であるため、海外大学の教授へ依頼する際、またその逆も、慎重に取り組んだほうがいいと思う。

<まとめ>

長々と書いてしまったが、個人的には推薦状は重要というか、アピールできるチャンスだと捉え、大いに利用すべきと考える。

ロー入試総括⑤(ステートメント)

【ステートメント】

<東大が求めているもの>

まず第一にというか、一番重要な点は、字数制限がなんと1200字ということだ。これは、他のローと比較しても分かるが、かーーーーなり短い。極端に言えば、何も書けん。苦笑 必然的に、最重要ポイントのみが抽出される形になる。言い換えれば、それが選考側の狙いなんだろう。つまり、まずはやっぱり、膨大な出願書類を短時間で捌く必要性があるという事情だ。次に、ウソをつかない限度での誇張表現が封印される点だ。一見、字数が少ない方が抽象表現になりがちなため、内容をあいまいにしつつ、自分が言いたいことが書けそうな気がするが、むしろ逆だと感じた。つまり、字数を伸ばすほうが、やたらと修飾語を盛ったりできて、スラスラと書けるのだ。で、字数が1200字とかになると、否が応でも、そういう余計な修飾語から削っていかないといけないので、最後は、事実の羅列のみが残る。苦笑 東大おみごと!という感じ。が、社会人受験者はそうも言ってられない。なぜなら、ステメンこそが最大のアピール項目であり、その実力発表ステージの幅が狭いのは、かなり痛い。

書く内容としては、当たり前だが、ローの理念等に掲げてある内容をみて、「我々はこういう人材がほしいんですよー」という大学側のリクエストに、「自分はまさにそういう人材ですよー」と応えるだけ。が、それは他の受験者もやることなので、確実に選考対象にしてもらうためには、自分の目指す法曹像や東大の理念とを最大限にからめつつ、「自分ほどの有力候補を取らずに一体誰を取るっていうんだ!?」というレベルまで仕上げる必要があると思う。 

<私の場合とアドバイス>

自分がまず行ったのは、書く内容を考えることではなく、「作る」こと。当然、過去は変えられない。すなわち、「こういうことをやってきました、だから弁護士になって・・・」という部分は変更がきかない。が、現在進行形の入試期間中の人生は変えられる。つまり、「だから、今はこういうことをやってます。そして、将来は具体的にこういうことをやりたいんです!」という部分はまだ加筆修正がきく。といっても、興味のある法律事務所を訪ねて話をきいたり、仕事で上司に提案してプラスアルファの業務をやってみたり、しただけ。とはいえ、そういうことをきっちり書くことで自分の将来の法曹像をより具体化してアピールできた、つもり。

で、実際の書く作業だが、順番から言って、私立の出願に使用したものを東大用に1200字まで圧縮させた。ひたすら、どうしても言いたい事項の抽出作業になる。内容としては、冒頭に一言でまとめ「~のため、弁護士になりたい。」。続いて、これまで自分は何がやりたくて何をやってきたのか。現在、なにをやっているのか。そして、今やっていることをもっと効果を上げて取り組みたいと思ったときに、なぜ法曹である必要があるのか。法曹になれば、どれほどの活動の拡大が予想されるか。また、社会に対する貢献度はいかほどか。で、なんで法曹になるための訓練場所として東大じゃなきゃだめなのか。てなことを、論理的一貫性をもたせつつ、言葉ではなく具体的な行動にフォーカスし、長所をアピールしつつ、書く。要は、東大の選考者に「確かに東大としては、あなたを取る必要がある」と思わせるための説得力のある文章をかけるか。説得力を持たせるのは、「人生の行動の一貫性」だと思う。まず、言葉遊びはダメ。人生に一貫性がないような記述の仕方も避けたい。あと、具体的エピソードも強力。少なくとも法曹を目指すきっかけ部分では具体的エピソードを盛り込むべき。それと、民間企業の就活でもそうだが、「なぜ他校ではなく、東大じゃなきゃダメなのか」という点も考えて書いた。前提として自分のやりたいことをやるためには東大の理念やカリキュラムが一番あっているから、ということを書くわけだが。東大の場合、日本の最高学府であること、アカデミックな研究にも力を入れていること、国際的であること、最先端を走っていること、社会貢献も重視していること、等を挙げて、「だから、自分の目指す〇〇的法曹の訓練場所としてベスト」と、結んだ。

進学の理由がはっきりしてる既修と違い、未修の場合、ステメンはかなりやっかいだと思う。だからこそ提出を求められてるわけだが。法学部で未修に行く人は、なぜ既修じゃないのかという説明が必要だし、他学部の人も、なぜ法律へ方向転換したのかというきっかけの記述がいるし、当然、社会人からローに進学する人にも強い動機があったはずで、その説明が必要だから。法律へ向かった大きな方向転換の説明を説得力を持たせて書きつつ、かつ、東大ローに受かるほどの長所アピールを盛り込まないといけない。

ステメンは人に見てもらうといい、といってる人や書籍も多い。ただ、自分は一度就活を経験し、この手の書類は経験済みなので、特に人に見てもらったりはしてない。ステメンは自分の夢を描いているものなので、人に見てもらう前提で書くとどうしてもそれを意識して縮こまった文章になりそうな気がする。まぁ、普通の就活でも言われることだけど、普通の新卒でこういう文章が初めての人とかは他の人に見てもらうべき。羞恥心などは、自分の人生と天秤にかけて消してしまえ。苦笑

<まとめ>

とにかく短い。字数制限が多い他校のステメンよりも逆に時間がかかって手間を取られる。あとは、「なぜ東大じゃなきゃだめなのか」をうまく書けるか。司法試験合格率がトップなわけでもなく、少人数制でもなく、留学を推進してるわけでもなく、それなのになぜ東大なのか。

ロー入試総括④(語学)

【語学】

<東大が求めているもの>

法曹の国際化の流れの象徴なのだろうが、上位校は語学をかなり重要視してる気がする。カリキュラムの中に留学制度があったり、東大ローのように海外から外国人教授を呼んで英語で行われるサマーコースしかり(参加は任意らしいが)。ただ、その理想はここ数年で弱まってきてる。東大はTOEFLからTOEICへ妥協したし、慶応も語学の提出は任意になったし。という意味では、合格者平均点くらい取れてれば十分かもしれない。が、やはり理想は理想なので、語学が高得点だとかなり優遇されるイメージ。まぁ、これも東大ローとかだと、高得点取得者ばかりがライバルになるのでなんとも・・・。実際、説明会のときの海外大学出身者の多さからすると、激戦分野であることが予想される。となると、学部生は語学でも高得点をアピールしないといけないし、社会人としても、他に特殊性がないのであれば、なんとか高得点を取っておきたいところ。

TOEFLとTOEICについて。今でこそ東大は、TOEFLじゃなくてTOEICでもいいよと言ってるが、以前はTOEFLのみだった。その理由は、簡単で、TOEFLのほうが総合的な英語力を測られるため、TOEICより難しいから。そのことを東大は知ってる。というか、留学経験のある教授がいるローだとだいたい分かるはず。この事実を受験生の立場から逆に言えば、TOEFLの点数を提出できるひとは、ぜひともそうすべきということ。 他のTOEIC成績提出者に差をつけれるから。ただし、TOEFLで点数をとれない人は、(私のように)TOEICで勝負すべき。なぜなら、試験対策において時間対効果が良いから。TOEFLのライティングやスピーキングは一朝一夕で身に着けられるものではない。アウトプットを要求されるというのもあるが、欧米式の国語力を問われるので日本式国語問題に慣れてる人にはつらいと思う。それに対し、TOEICはボキャブラリーや文法の問題も多いし、なによりアウトプット問題がゼロ!国内でいわゆる受験英語をやってきた人にはこっちのほうがはるかに楽なはず。

英語以外の語学については、かなり有利だと思う。英語ができる人は多々いるが、例えば、中国語や韓国語、スペイン語、タガログ語ができる人はなかなかいないわけで。実際、現場でニーズとしてあるのもその辺りだと思うし。

<私の場合とアドバイス>

点数的には、TOEFL95点、TOEIC955点で、実際に東大に提出したのはTOEICの955点のほう。TOEFL95点もそれなりの点数ではあるが、TOEFL100点以上をTOEIC900点以上に換算する式を利用してるところもあるので、安全を考えTOEIC955点を提出した。まぁ、北米の大学卒なので、それで英語力は証明されているものとし、形式的に要求されてるからTOEICを出したという感じ。TOEFLで100点が取れなかったただの負け惜しみです。笑

自分自身の英語力がそういうレベル(ある程度の実力はあるので、あとは試験慣れの問題)だったので、「こういう対策をした!」みたいなアドバイスはできない・・・。が、そのレベルの方向けにあえて言えば、TOEFLはやはりスピーキングセクションがネックになる。あれは、パターンをいくつか用意して、ひたすら口に出して、体に覚えさせるしかないと思う。で、それをやるには時間がかかる。他の3セクションで高得点をもぎとって、頑張ることもできるかもしれないが、100点を超えるためにはやはりどうしてもスピーキングセクションである程度は取る必要がある。TOEICのコツは、リスニングセクションは「リーディングだと思え!」だ。笑 スピーカーがしゃべり始める前に、問題文と選択肢を全部読む。そうすれば、どのような単語を聞き取りさえすればいいのかがわかる。あとは、スピーカーがしゃべってる内容から、その単語だけをききとるだけでOK。そういうふうに最初から聞き取る内容を特定しとかないと、スピーカーのしゃべる内容すべてを暗記する必要が出てきてしまう。それはつらい。英語の試験じゃなくて記憶力の試験かよとマジで思う。リーディングセクションは、ダブルパッセージから解くようにした。なぜなら、文章が長い代わりに内容が簡単だから。最後にショートパッセージの問題を解くようにすれば、時間ぎりぎりでも多くの問題をこなせる。ちなみに、具体的なTOEFL・TOEIC対策は膨大な情報量がネットにもあがってるので、そちらで。それと、満点に近い点数が必要だからといって、TOEIC満点用の教材には手を出すべきではないと感じた。なぜなら、思考法が全くことなるからだ。つまり、9割とるための教材だと、いかに短時間で効率よく超難問を捨てつつ高得点を取っていくかという手法が書かれているが、10割とるための教材だと、捨てるべき超難問までも全てカバーし、いかに間違いをゼロにするかとう手法が書かれてる。で、TOEIC予備校の講師になるとかでもない限り、満点を取る意味はない。他に時間を割くべき。

スケジュール的なことを言えば、適性対策よりも前に着手するのが望ましい。点数は2年間有効だし、適性対策が始まると、時間の割に点数に現れない英語の勉強を並行してやる気が起きないだろうし、戦略的バランスから考えてそれも疑問。適性が終わる頃には小論文対策も始めるとなると、時間的にも、英語に割ける時間がなくなってくる。

<まとめ>

時流からいって、語学は軽視できない。逆に語学が強みの人は、超ラッキー要素なので、他の弱点カバーや他の受験者と差をつけるため、存分にアピールすべし。

ロー入試総括③(適性試験)

【適性試験】

<東大が求めているもの>

言わずもがな、学部生の人は、230~280点くらい取りに行く必要があるようだ。繰り返しだが、学部生はアピールポイントがないので、適性の点数はかなり高得点を取る必要があると思う。で、社会人についてだが、なんとも言えん・・・。その理由は自分の点数があまりに低かったのに受かったから。つまり、大学側としても、社会人の評価すべき項目は適性試験じゃないだろ!?と思ってるんじゃないだろうか。なので、適性以外の項目が強ければ、適性試験は200点くらいとっておけばいい気がする。それが自分としての感触である。が、やはり、社会人でも時間のない中で効率よく対策して、240~260点とか取ってくる人も当然いるわけで、そういう受験者との勝負を考えたら、決して気は抜けない。

<私の場合とアドバイス>

適性に関してはわたくしに言えることは何もございません。爆 かなり力を入れて勉強したものの、全く点数につながらなかった。泣 結果は、180点台。東大未修者の中で最低点なのではなかろうか。マジで。

対策としては、予備校で講座も取ったし、過去問や模試もやった。でも、結果は振るわず。ひとつ言えるのは、2年目よりも1年目受験のときの方が点数がよいので、基礎をしっかり身に着けてる状態で応用問題に望むのが良いだろうと。すべての勉強に共通する真理であり、言うまでもないことだが・・・。2年目は、1年目に基礎をやったから、あとは応用問題の数をこなせば自然と点数は上がるだろうと思って、ひたすら問題数をこなそうとしてたがその戦略が間違ってたと思う。まぁ、最初に過去問やってできる人は対策は軽視していいだろうし、市販の参考書で間に合う人もそれでよいかと。適性試験対策は、いまだに何がどう有効なのかサッパリわからない。無勉強で過去問高得点とれる人もいるようだが、なぜそのようなことが可能なのか理解できない。苦笑 アドバイスとして言えるのは、スケジュール的に早めの対策が必要ということくらい。笑 つまり、大学に入学するのは4月だが、適性試験は5月にある。つまり、入学の1年前にある試験なのだ。でもって、時間のとりずらい社会人が半年くらいかけて徐々に対策するとしたら、入学の1年半前から対策を開始する必要がある。ただ、やはり、時間のない社会人の場合、重要度が比較的低い適性試験にどれほどの時間を費やすかというのは、戦略的に検討すべき。あと、アマゾンの中古なんかでも教材が手に入りにくい。直前期になると、値段が高騰するどころか、そもそも売りにだされない。なので、過去問集等は、自分が受ける前年の適性試験直後に購入して揃えておくと安心。

<まとめ>

結局、自分は点数180点台でも東大ローに受かった。が、これはマネすべきではない。在校生は最低でも200点以上はとるべきだろう。社会人の方であっても、ひとつのサンプルにはなりこそはすれ、参考にまではなり得ない。自分自身の感触としても、適性以外の評価項目がかなり良くできた感じがするので、この適性の穴をふさげたという結果になっただけだと思っている。

ロー入試総括②(学業成績)

【学業成績】

<東大が求めているもの>

一般的に、東大ローは学業成績重視と言われている。というか、それなりの優秀層が集まってくるし、自然とそうなるだろう。学部生の場合は、GPA3.7~4.0くらいは必要そうなイメージだ。社会人の場合は、すでに遠い過去の過ぎ去りしできごとなので、手をつけられないもどかしさがある。苦笑 将来どれだけ勉強できるかを示すためには、過去にこれだけの勉強ができました、と言うしかないわけで。そういう意味では、社会人でも学生時代のGPAが高いに越したことはないだろう。ただ、社会人の場合は、現在の仕事がどれだけ高度な情報処理を求められるか(どれだけ頭使うか)を履歴書やステートメント等でアピールすることで、多少はカバーできるのではないかと考える。この点、有資格者、銀行関係、コンサル、IT、などなど頭を使うことが多い職種の人は有利だし、意識的にアピールすべき。海外大学出身組の場合、法曹の国際化の波にのって、多少のアドバンテージになるような気もするが、それでも、東大キャンパスで夏に行われた入試説明会の時には、多数の海外大学出身者が質疑応答時間に質問していたことを考慮すると、海外大学を出ているだけでは、差がつかない。ましてや、東大を狙ってくるくらいなので、海外の名門大学出身者も少なくはないはずだし。となると、海外大学出身者もプラスαのなにかをアピールする必要があるということになる。ただ、GPAのみに関して言えば、日本の大学は分からないが、海外の大学の場合、高いGPAを取るのはそれなりに苦労する(言語の壁、評価方法の違い、膨大な課題量、相対評価、etc.)、ということを留学経験者の多い東大側も分かってるのではないかと思われ。笑

<私の場合とアドバイス>

自分の場合は、海外の大学卒で、GPAも3.3。なので、GPA自体はものすごく良いわけではないが、やはり、海外大学出身であることがアドバンテージとして働いた感がある。ちなみに、日本に帰国して就活してたときも、留学経験だけで、書類選考や最初の数回の面接はスラスラと進んだ記憶がある。ちなみに、学部時代は、いずれは海外の院にいくつもりだったので、院にアプライできる最低限の成績は取るように努力はしていた。が、結果として、日本の院で、しかもこういう形で役に立つ日がくるとは夢にも思わず・・・。ただ、上述のとおり、学部生は4.0に近いGPAを提出してくるし、海外大学出身者も多数いるので、さらなる悪あがきできる要素として、社会人としてやってる仕事がいかに頭脳的か(苦笑)を可能な限りアピールした。実際にあまり大した仕事をやっているわけではなかったが、一応は、法律関係であったので、法律知識を要する場面があることや、法律がらみで人とコミュニケーションをとることも多かったので、法的、心理的、人間的に、頭を使いつつ仕事してんだよ、ということをアピールするよう努めた。

<まとめ>

東大ローの場合、他の受験者と差をつけるためというか、とりあえず、並ぶために高いGPAが必要な気がする。もちろん、学部生以外の身分の人は他にも強力なアピールポイントがあればその限りではないだろうが。

ロー入試総括①(はじめに)

【はじめに】

他のブログをいろいろ見てたら、情報を整理してアップするのって、なんかカッコいいなーという単純かつ不純な動機で、自分のロー入試の主観的感想を整理してまとめることにした。苦笑 あとは、少し正当化するとすれば、やはり未修者用の情報が少なくて自分も苦労した経験があるので。また、未修者の中でも特に社会人の場合は、悲惨だ。学部生の未修者用情報は直接参考にはし難いし、他の社会人受験者から情報を得ようにも横のつながりがなく、情報が全く入ってこない。では、予備校はというと、仕事が忙しくて行く暇がないという方も多いだろう。

読む際の注意点としては、①データ的情報の記述は避けていること、②自分の経歴の特殊性、③東大がなにを求めているかを独断と偏見で推測してるとこ、④東大に特化して書いてること、であろう。①のデータ的情報については、数字的なものや詳細な内容は覚えていない!だから書けない。苦笑 あと、随時変わっていくものであるし、他のウェブサイト等で詳細に説明されてるし、あえて、自分が客観的なデータをここにあげる必要もないだろうと。なので、あえて、うろ覚えの記憶に基づく、主観的な感想に留まる。苦笑 ②の経歴の特殊性については、海外大学出身、社会人、法律系業務、というカテゴリーなので、受験者の標準でないことは確かだと思うので、多くの読者にとって、直接的な参考にならないことは自分としても承知しているし、読む際には注意していただきたい。③、「<東大が求めているもの>」という内容を各項目に記述しているが、これは、あくまでも受験時代にネット等から集めた情報と、自分の推測を基に書いているので、信ぴょう性は薄いということを明記しておく。ロー入学後に、他のクラスメート等の話から合格者の具体像がさらに分かれば、加筆するかもしれない。④の東大に特化とは、つまり、他の私立校対策においては言及してないということ。両者に使える部分もあるが、東大の選考は独自性もあるので、そこに絞って書いた。

サンプルの数自体が少ない中、こういうことをやって受かった人間がここに一人いるという、ひとつのサンプルがネット上に上がること自体に多少は意味があるのではないかと期待する。

2014年1月8日水曜日

予備試験短答模試申込み

予備校で、春にある予備試験の短答模試に申し込んでみた。やっぱ、何か目標がないとね。あと、成果の可視化という点でも有益かと。

さて、今日はほんとにだらけ気味で、英訳をちょくちょくやったくらい。多少は進んだが、びみょー。質を取るか量を取るか的な。まずは量を取って、時間が許す限り質を高める戦略でいこう。あと、ダラケついでにやはりブログサーフィン。

明日からまたちゃんとやろ。明日の勉強計画を紙に書いたので寝ます。

わざと自分に罪悪感をかける

なんか、ふと糸が切れ、やる気なく昼まで寝てた。からの、ウェブサーフィン。ロー卒業後の進路関係やら、就活関係、予備校サイトやら・・・。で、やっと今、気持ち切り替えて、英訳作業再開。

留学時代にもよく使っていた手だが、やる気ないときはとりあえず寝る。すると、やることは多々あるのに寝てる自分が嫌になり、罪悪感が湧いてきて、バネとなり、えいや!と復活。

話は飛んで、ローに通いながらも予備校は利用したいと思う。国IのDVD教材利用してても感じるが、やはり、分かりやすいし、効率がいいし、試験に直結してる。恥ずかしい話まだ基本書というものを読んでないが、やはり、解説っぽいものをきいてから読まないとチンプンカンプンなのではないだろうか。まぁ、ローの講義が解説ということになるんだろうけど。あとは、試験に直結する形で情報が整理されていること。使っているものをあくまで国I用だけど、どのポイントがどういう形式になって問題として問われるのか、そして、試験としてどれくらいの頻度で出ているのか(重要度)、等が一目で分かる。「試験に直結する形で整理されている情報」、それに100万くらいかける価値はあるんじゃなかろうか。合格の時期を左右するくらいならまだしも、合否自体を分けるとすれば、100万が高いとは思えない。とはいえ、実際問題、お金ないし、でかいな100万円って・・・。まぁ、予備校教材じゃなくても、わかりやすい安価な市販の解説書も多々あるだろうが。

どうしても心配してしまう原因は、東大ローの未修の司法試験合格率が良くて3割という事実。仮に、未修コース内の既習の人がその3割だとしたら、未修の人はほぼ落ちてるわけで。単純に考えて、ローの授業だけをまじめにこなしてればいいというわけではないことは分かる。でも、ローは、レポートも多く、議論する機会も多いだろうし、思考力や論文力を鍛えることはできそうだ。そこは予備校の方が弱い部分だったりするんじゃなかろうか。要はバランスだ。といってるブロガーも少なくはない。まだローも始まってないし、情報減も少ないし、推測しかできないのがもどかしい。

未修の合格者3割と残りの7割を分けてるものはなんだんだろうか・・・。うーん、日本にいればもっと詳しい情報を仕入れられそうだが・・・。入学してからの最初の方の週末は、人に会って、勉強法を聞くことをタスクとして組み込むか。最初に打ち上げ角度を間違えたら、あとからの修正は困難だからな。

まずはやれることをやってこう・・・

2014年1月6日月曜日

英訳再び

この週末は雑事のため、ほぼ全く勉強できず・・・。こういうこともあるし、やれるときに余分に進めるべしやな。

以前、依頼があって外人向けパンフの英訳やってたけど、期限もあり、中途半端な状態で提出することになって、ずっとそれが心残りというか、気がかりというか、申し訳ない気持ちだった。で、可能であれば、再チャレンジの機会をいただきたいと申し出てはいたのだが、その再依頼がきた。

こういうひとつひとつの小さな実績の積み重ねが将来に活かされるかもわからんし。自分の場合、なんとか法律と英語が重なる分野を強化していくしか、生き残っていく道はないしな。よし!気合を入れて取り組むべし!

さて、またすでに午前3時・・・。とりあえず寝よぅ・・・。

2014年1月3日金曜日

緻密な分析力

む~。午前3時。

とりあえず刑法のDVD終わったから、肢別を開始した。全部とかずに、1ページにつき1問だけ。浅く速く。それを繰り返すつもりで。意外と予備校講義きいただけで、そこそこ解ける。一応、講義のノートを確認しつつではあるが。

で、刑法の次は商法のDVD開始。まずなぜに最初が刑法なのか、そして、なぜに2番目に商法なのか。それは・・・、完全にフィーリングです。苦笑 まあ、細かく言えば、憲法や民法は国I勉強時代にみてるから、ぼやーと記憶が残ってるんだけど、DVDみなくても内容がなんとなくわかるようになってからは時間短縮のために、刑法や商法のDVDみなかったんだよね。爆 なので、印象の薄い科目からつぶしていこうかと。そして、DVDを2倍速できいてるけど、2倍までが限界かも。もともと早口な講師が2倍速になったら、理解しつつきける限界のスピードだ。ちょっとでも気を抜くと、飛ぶ。焦 あと、民訴と刑訴がないんだよね。どーしよ。

入学までの3か月でやりたいことは、3つ。1、DVD終わらせる。2、肢別本を一通りやる。3、要件くらいは暗記する。なんだが、問題は3で。公務員試験時代も論文対策に入った直後くらいで勉強辞めたから、いまいち、法律の論文がどんなものかイメージすらつかめてない。なので、対策が立たない。条文とか用件とか、何をどの程度までどういうふうに暗記すればいいのかなぞ。こういう場合、最終形態のモデルをまずはみるべきで、そっから逆算したほうがいいんだろうけど。ソースが少ないな・・・。要検討。

話は変わって、ここ数日、司法試験関係のいろんなブログを巡ってる。国内にいれば、先輩方に会いまくって直接アドバイスをきけるんんだが、今の俺にできるのはブログ巡りのみ・・・。それはそうと、合格者、特に短期・上位・未修合格者に共通するのは、「ものすごく緻密な分析能力」なのではないかと。日常の雑感や趣味、勉強方法論、等についての記事にしても細かいし、戦略的だし、合理的。逆に、不合格者とか1振・2振者とかは、そういう試験関係以外の文章についても、単略的な感じ。まさにこのブログのような。笑  「緻密な分析力」、ぜひ鍛えたいものだ。

【明日の勉強計画】
1.商法DVD4回まで 2.刑法肢別を1周 3.再現答案をどっからか探してくる

って感じか。あ、勉強時間も正確に記録してくか。



2014年1月2日木曜日

あけおめ

1月1日か~。外は寒いし、普通に家にひっきー。かといって、あまり勉強は進んでおらず・・・。宣言した刑法のDVDも終わってないしね!苦笑 さすがにもっと計画的にやるか。勉強の記録とかつけるかな。

2014年1月1日水曜日

気が付けば大晦日じゃん

あー、ドーナッツ食べたい。脳が甘いものを欲している。苦笑

このブログをどーしよかー、ワーホリビザは2014年待ちかー、勉強計画どーしよかー、とか考えてるうちに、今日は大晦日じゃん!日々の生活に季節感が全くないので気づかなかった。しかも、こっちは、クリスマスがメインで、正月はただ1日休みって感じで、別に盛り上がらないしな。

うし、今日の目標は刑法のDVDを終わらせるぞ~!今まで、1.5倍速できいてたが、2倍速を試してみるか。界王拳みたいやな。笑  オーバーヒートしないことを祈る。

よしまずはドーナッツだ。