【学業成績】
<東大が求めているもの>
一般的に、東大ローは学業成績重視と言われている。というか、それなりの優秀層が集まってくるし、自然とそうなるだろう。学部生の場合は、GPA3.7~4.0くらいは必要そうなイメージだ。社会人の場合は、すでに遠い過去の過ぎ去りしできごとなので、手をつけられないもどかしさがある。苦笑 将来どれだけ勉強できるかを示すためには、過去にこれだけの勉強ができました、と言うしかないわけで。そういう意味では、社会人でも学生時代のGPAが高いに越したことはないだろう。ただ、社会人の場合は、現在の仕事がどれだけ高度な情報処理を求められるか(どれだけ頭使うか)を履歴書やステートメント等でアピールすることで、多少はカバーできるのではないかと考える。この点、有資格者、銀行関係、コンサル、IT、などなど頭を使うことが多い職種の人は有利だし、意識的にアピールすべき。海外大学出身組の場合、法曹の国際化の波にのって、多少のアドバンテージになるような気もするが、それでも、東大キャンパスで夏に行われた入試説明会の時には、多数の海外大学出身者が質疑応答時間に質問していたことを考慮すると、海外大学を出ているだけでは、差がつかない。ましてや、東大を狙ってくるくらいなので、海外の名門大学出身者も少なくはないはずだし。となると、海外大学出身者もプラスαのなにかをアピールする必要があるということになる。ただ、GPAのみに関して言えば、日本の大学は分からないが、海外の大学の場合、高いGPAを取るのはそれなりに苦労する(言語の壁、評価方法の違い、膨大な課題量、相対評価、etc.)、ということを留学経験者の多い東大側も分かってるのではないかと思われ。笑
<私の場合とアドバイス>
自分の場合は、海外の大学卒で、GPAも3.3。なので、GPA自体はものすごく良いわけではないが、やはり、海外大学出身であることがアドバンテージとして働いた感がある。ちなみに、日本に帰国して就活してたときも、留学経験だけで、書類選考や最初の数回の面接はスラスラと進んだ記憶がある。ちなみに、学部時代は、いずれは海外の院にいくつもりだったので、院にアプライできる最低限の成績は取るように努力はしていた。が、結果として、日本の院で、しかもこういう形で役に立つ日がくるとは夢にも思わず・・・。ただ、上述のとおり、学部生は4.0に近いGPAを提出してくるし、海外大学出身者も多数いるので、さらなる悪あがきできる要素として、社会人としてやってる仕事がいかに頭脳的か(苦笑)を可能な限りアピールした。実際にあまり大した仕事をやっているわけではなかったが、一応は、法律関係であったので、法律知識を要する場面があることや、法律がらみで人とコミュニケーションをとることも多かったので、法的、心理的、人間的に、頭を使いつつ仕事してんだよ、ということをアピールするよう努めた。
<まとめ>
東大ローの場合、他の受験者と差をつけるためというか、とりあえず、並ぶために高いGPAが必要な気がする。もちろん、学部生以外の身分の人は他にも強力なアピールポイントがあればその限りではないだろうが。
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